体を切らずに子宮筋腫の治療が可能な集束超音波治療(FUS)という治療方法が
あります。
腹部に傷をつけずに子宮筋腫の治療をする事が出来る画期的な治療方法です。
MRIで子宮筋腫の病巣を撮影しながら、病巣へ超音波エネルギーを集中させ、
腫瘍を焼却するのがこの治療の流れとなります。
手術のように入院の必要がないので、日帰り治療することが可能であり、腹部
に傷がつかない為、当然傷跡も残らず、副作用も少ないというメリットがあり
ます。
子宮筋腫の治療方法としては現在、手術療法、ホルモン療法、子宮動脈塞栓術
等があります。
集束超音波治療では、従来の治療方法に比べて侵襲性が少なく副作用も少ない
治療法であり、米国のFDAにおいても2004年に子宮筋腫の新しい治療方法として
正式に承認されました。
集束超音波治療の所要時間は、3~4時間程度となっています。外科的手術を行
うと通常は約一週間の入院が必要ですが、集束超音波治療では殆どの場合日帰
り治療が可能となっています。
特別な麻酔も使わないので、薬による副作用等も殆どありません。
治療の副作用としてごく稀に腹痛や吐き気、皮膚の発赤ややけど、一過性のし
びれ症状などが起こる場合があります。
この治療方法は健康保険の適用外となっており、治療にかかる費用は全額自己
負担で約50~90万円かかるので、治療を希望する場合は費用を確認の上慎重に
検討する必要があります。